AmazonのオーディオブックサービスAudibleをご存知でしょうか?私はAudibleを使い始めてから、出張などで忙しくて時間がないようなときにもでたくさん本を読む(聞く)ようになりました。
この記事では基本的な使い方から、私がどのようにAudibleを活用しているか、そしておすすめのオーディオブックまで、Audibleについて説明しています。
Audibleの使い方と登録方法
無料の会員登録をする
AmazonのAudible会員登録サイトから無料の会員登録をします。Amazonのアカウントをお持ちであれば、そのアカウントを使って簡単に登録することができます。最初の30日間は無料で、無料体験期間が切れると月額1500円になります。リンクから『最初の1冊は無料、今すぐ聞こう』と書いてあるボタンを順にクリックしていき、『無料体験を試す』をクリックすると簡単に登録できます。
Audibleのサイトで本を探す
Audibleのサイトで読みたい本を検索します。最初の1冊は無料です。1冊聞いた後も30日間は無料書籍であればいくつでもダウンロードして聞くことができます。無料書籍にもいいものは結構あるので、私は結構利用しています。有料書籍は追加購入のオプションを使います。1冊ごとに購入する方法と、まとめていくつかのコインを購入して使う方法があります。
Audibleアプリをインストールする
Audibleアプリをお持ちのスマートフォンにダウンロードします。各社のアプリストアでAudibleと検索すればすぐに出てくるのでそこから携帯にダウンロードしてください。iOS、Android、Windows10に対応しています。
Audibleアプリに本をダウンロードする
Audibleアプリをダウンロードしたあと、Amazonアカウントと同じログイン詳細を使ってログインします。アプリでログインすると同アカウントで購入した書籍の全てがクラウド上にあるデータとして自動的に反映されます。その中から今聞きたい物を端末にダウンロードして再生ボタンを押すと、いつでもどこでもその書籍を聞くことができます。Audible無料の会員登録サイトからアクセスしてみてください。
私がAudibleを使う理由
本を読むペースが速くなる
一番の理由は本を読むペースです。活字で書かれた本を読むと、能動的な作業になるのでエネルギーも使いますし、他のことに気をとられると読む作業が止まってしまいます。でも本を「聞く」と、自分が何をしていても収録された分の時間内には必ず聞き終わるのです。200ページの本を読むのにかかる時間は、自分の集中度などにも左右されてしまいますが、収録時間が7時間の本を1冊聞くのには7時間しかかかりません。それによって私は今までよりもずっと多くの冊数の本の内容を知ることができています。
他の作業をしながら本が読める
活字の本を読んでいると、読むという作業しかできませんが、聞くのであれば他のことと同時にやることができます。よってかなりの時間の節約になります。私は掃除や部屋の片付けをしながら聞いたり、散歩に出かけた時や移動中に聞いたりしています。あるいは本当にリラックスしたいとき、ヘッドフォンではなく家のスピーカーで雰囲気ある小説の朗読を流し、ソファにごろんと寝っ転がって耳を済まして至福の時間を過ごしています。
移動中の有効な時間活用
私は海外に出張することが多いのですが、乗り物酔いしやすいこともあってあまり移動中に本を読むというのが得意ではありません。その問題を解決してくれたのがAudibleです。忙しいときでも、取材相手の書いた本など資料として読まなければいけない本があるとき、寝る時間を割いてホテルで読んでいたのが、今は空港へ向かうタクシーの中や飛行機の中で聞くことができるようになりました。移動中に時間を有効活用することができるのがとても便利です。みなさんも通勤時間にオーディオブックを聞いてみるのはいかがでしょうか?
Audibleのデメリット
私がAudibleを使っていてちょっと残念だなと思う点は、アプリ内で書籍購入ができない点です。Audibleサイトで購入して、アプリで聞くという2段階の手間があります。またAmazonサイトの検索でAudibleの作品も上がってくるのですが、結局購入はAudibleサイトで購入となってしまうのもちょっと面倒です。それでも、アカウントは1つでいいのでとりあえず良しとしたいと思います。
たまには聴覚を使う
私は極度の近視なのですが、出張など移動が多い仕事であることもあって、仕事のためにスマホを眺めている時間も半端ではありません。あまり長時間スマホを使っていると目が疲れてきて、肩も凝ってしまうのですが、オーディブルであれば目を使って読むわけではないので目が疲れません。スマホやパソコンなど目を使うことも多いですから、たまには視覚からの情報ではなく、聴覚からの情報で刺激を得るというのも良いのではないでしょうか。活字を読むよりも言葉で表されたものを豊かに想像することができるように感じています。
ビジネス本が豊富
オーディブルのサイトを見ていただくとすぐわかる通り、たくさんのビジネス本がオーディオブックとしてラインナップされています。特に無料の書籍にビジネス本や自己啓発本などが多く、私はこれまで速読や記憶術の本を無料で聞いてきました。こういうHow To書籍はあまり時間をかけずに要点だけを聞いてしまいたいので、そういう意味でも活字で読むよりもオーディオブックが適しています。ながら作業でざっと聞いて、重要だけ止めてメモを取りながら聞き直すと効率的です。
Audibleを使って英語の勉強
Audibleには日本の書籍はもちろん、洋書もたくさん入っていて、英語で朗読されている本のラインナップも豊富です。これらを英語の勉強に活用するのも非常に有用です。本の朗読なので、普通の会話よりもずっとゆっくりはっきりと読まれているので聞き取りやすいです。また俳優やプロのナーレーターが読んでいるものが多いのも聞きやすい理由の一つです。ビジネス本などは小説よりも使われている言葉がシンプルで簡単なので、英語学習の教材としてもおすすめです。
ご興味のある方は是非一度無料会員登録をしてみてください。いつでも退会できますが、無料体験期間が終わると自動的に有料会員に更新されるのでそこだけご注意ください。でもこんなに短時間で本から知識を得られるようになるのなら、月額1500円払う価値はあると個人的は思っています。
オススメの洋書
せっかくなら洋書を聞いてみるというのもありだと思います。時間の使い方や幸福論について、わかりやすい英語のおすすめオーディオブックを3冊ご紹介したいと思います。ちなみに、洋書とAudibleを活用して英語の勉強をするのもおすすめです。その具体的な方法については以下の記事にまとめていますでの、合わせてご参照ください。
The 4-Hour Work Week 著者:Timothy Ferriss
1週間に4時間だけ働くという生活を実現した著者による、ワークライフバランスについての本なのですが、長年に渡って広く読まれている名作です。この本を読んだ後私自身もかなり影響を受けて、仕事に対する考え方が変わりました。仕事の無駄を省き、効率をよくし、やりたいことをたくさん実現するヒントが詰まった本です。
Ikigai 著者:Héctor García, Francesc Miralles
この本は少し前に様々な海外メディアに取り上げられ、またギフトショップなどにも並んでいた日本語の「生きがい」について調査を重ねた2人の研究者による本です。どうすれば長く幸せな人生を送れるかについて、欧米人の目を通して書かれた興味深い本です。沖縄にクラス人々や宮崎駿監督が生きがいを持つ人の例として登場していて、日本人にも親しみやすい内容になっています。英語のナレーションは世界的に活躍する日本人女優の森尚子さんの声です。
The Happiness Advantage 著者:Shawn Achor
幸せと成功を求める人のために書かれたアドバイスの1冊。多くの人が、一生懸命働けば成功し、その結果幸せになると考えがちですが、この本はその考え方を真っ向から否定します。ハーバード大学のポジティブ心理学によると成功が幸せを呼ぶのではなく、幸せが成功を呼ぶのだと言います。この本ではどのようにポジティブ心理学が使われ、また幸せが成功へと導くのかについてのアドバイスが書かれています。TED TALKスピーカーでもある著者本人のナレーションです。
まとめ
本当に時間を有効に活用することができるオーディオブックサービスAudibleなので、ぜひ無料の会員登録サイトから一度登録してみてください。楽しみながら、様々な面で勉強にもなるというのは、本当に一石二鳥です。みなさんもお気に入りの書籍が見つかったらぜひ教えてくださいね。