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わかりやすいサルサのクロスステップ【図解付き】

    足を交差するサルサの「クロスステップ」は、足をクロスする際にちょっと混乱してしまう人もいますよね。クロスステップのわかりやすい図解付きの説明を探しているなら、ぜひこのページを参考にしてください。サルサのレッスン動画や情報はあふれているのに、本当にわかりやすい図解や説明はなぜか少ないです。筆者自身、サルサを習い始めたばかりの頃、なぜもっとわかりやすい説明や図解がないのだろうとずっと思っていました。

    この記事では、イギリスの大学院の博士課程で教育テクノロジーを専攻する筆者が、最短距離でサルサを踊れるようになりたい人のために、サルサのベーシックステップをわかりやすく図解付きで解説しています。筆者がサルサをマスターしたときの論理的なイメージを図にして説明しています。

    サイドステップやスージーQなどのサルサの他の基本ステップについては、以下の記事も参考にしてくださいね。

    [blogcard url = “https://yuko.tv/how-to-dance-salsa/”]

    サルサのクロスステップのわかりやすい解説

    準備

    最初は普通に立った状態でサルサを踊る準備をします。前後に足を動かすベーシックステップとは全体としての足の動きが異なることは下の図を見ていただければ一目瞭然ですね。クロスステップでは、前後の動きではなくサイドステップのように左右の動きになります。サイドステップと異なるのは、足が途中でクロスするという点です。

    カウント1

    カウントの1で男性は、その場に留まったまま右足でステップを踏みます。女性はその場に留まったまま左足でステップを踏みます。

    カウント2

    カウント2では、男性は左足を、女性は右足を、元あった位置から動かさずにその場でステップを踏みます。

    カウント3

    カウント3はクロスステップの注意すべきカウントになります。このカウント3で足をクロスさせることになるからです。男性は右足を左足の前を通して左側にクロスし、左足のすぐ右隣でステップを踏みます。女性は左足を右足の前を通して右側にクロスし、右足のすぐ左隣でステップを踏みます。

    カウント4

    サルサのカウント4では、ステップは踏みません。よってカウント3の状態のまま1カウント待ちます。クロスした状態で1カウント待つことになりますが、次のカウント5で男性は左足を、女性は右足を動かすことになるので、その準備をしておくと次のカウントへの移行がスムーズです。

    カウント5

    カウント5で男性は、左足を右足の後ろを通してクロスしていた足をほどき、左側に出してステップを踏みます。女性は右足を左足の後ろを通してクロスしていた足をほどき、右側に出してステップを踏みます。これでクロスしていた足がほどけたので、最初のように普通に立っている状態に戻ります。最初にスタートした位置からは男性は一歩左側、女性は一歩右側に動いた位置関係になります。

    カウント6

    カウント6では、男性は右足を、女性は左足を、元あった位置から動かさず、その場でステップを踏みます。

    カウント7

    カウント7では、再び足をクロスさせることになります。男性は左足を右足の前を通して右側にクロスし、右足のすぐ左隣でステップを踏みます。女性は右足を左足の前を通して左側にクロスし、左足のすぐ右隣でステップを踏みます。

    カウント8

    サルサのカウント8では、カウント4と同様にステップは踏みません。よってカウント7の状態のまま足をクロスさせた状態で1カウント待ちます。再びカウント1に戻るときに、クロスしていた足を解きます。男性は右足を左足の後ろを通して、女性は左足を右足の後ろを通して足をほどき、カウント1の状態、つまり足を交差せずに直立した状態に戻ります。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?サルサのステップは論理的に考えると非常に単純な動きの繰り返しです。でもいくつかの基本ステップをマスターしないことには、ソーシャルに行ってペアで即興的に踊ったり、手の動きなどのスタイリングを加えることはできません。

    ですので、クロスステップのような基本ステップは、無意識に他のことをやりながらでもできるようになるまで、繰り返し練習してくださいね。以下1から8までのカウントの足の位置をまとめた図解を載せておきます。