ロンドンロケに欠かせないランドマーク撮影ポイント
ロンドンでロケや撮影をする際に欠かせないのがランドマークを入れたショットですよね。このページでは、ロンドンらしい雑観の撮影に最適なランドマークと撮影ポイントをリストアップしています。大きな観光名所は様々な角度から撮影することができますが、10年以上海外ロケコーディネーターをしている経験に基づくおすすめの撮影ポイントについてご紹介しています。
ロンドンのランドマーク撮影のときに一つ注意していただきたいのが、ロンドンの街中での撮影には管轄区や土地の所有者に撮影許可を取る必要があるということです。申請から許可が出るまでに5営業日必要というところがほとんどですので、遅くとも1週間前には許可申請をするようにしてください。撮影許可取りのサポートが必要なお客様のお手伝いもさせていただいています。お気軽にお問い合わせください。
ビッグベン
なんと言っても一番人気はビッグベンです。あまりに王道なので別のランドマークを撮影したいというディレクターさんも、やっぱりビッグベンを1カットは撮らずには帰れないようです。
写真はトラファルガー広場から遠目に臨むビッグベンです。手前にホワイトホールという通りを行くダブルデッカーやブラックキャブをいれることもできるので、ロンドンの街の雰囲気を入れた撮影に最適です。
国会議事堂
ビッグベンがある国会議事堂を全体としていれるショットも人気です。ウェストミンスター橋を渡ってテムズ川を超えた反対側から川越しに狙います。カウンティホールの前から撮る橋を入れたショットもおすすめです。
ロンドンアイ
ビッグベンを撮影したついでに撮っておきたいのが、アイコニックな観覧車ロンドンアイです。ビッグベンのほぼ対岸に位置するため、ウェストミンスターブリッジの上から撮影するの王道です。時折遊覧船が川を行き来するのも風情があります。
シャード
比較的新しいロンドンのランドマークがシャードと呼ばれる三角の建物です。ロンドン一番高い建築のため、16:9の画面におさめるためには遠目に撮るのがおすすめです。以下の写真はシャードと共にタワーブリッジとノルマン・フォスター建築のシティホールを入れた贅沢なショットです。
タワーブリッジ
現在ビッグベンが長期工事中のため、その代わりとして人気上昇中の撮影ポイントがタワーブリッジです。日本人も馴染みがありすぐにロンドンだとわかるランドマークですよね。どの角度から撮っても素敵ですが、定番はテムズ川の南側のモアロンドンエステートからのショットです。
セントポール大聖堂
こちらもアイコニックなロンドンの名所の一つとして知られるセントポール大聖堂です。賑やかな街の合間にあるため、手前を通過していくロンドンバスを入れて撮影するのもおすすめです。
ミレニアムブリッジ
セントポール大聖堂に行ったついでにおすすめなのが、ミレニアムブリッジです。テムズ川にかかる橋は歩行者用の橋で建築スタイルも美しくおすすめの撮影ポイントと言えます。橋を渡った南側にはテートモダン(現代美術館)があり、そこから撮るセントポールとミレニアムブリッジを入れたアングルは私の一番のお気に入りです。
バッキンガム宮殿
ロンドンと言えばロイヤルファミリーですが、彼らが暮らすバッキンガム宮殿も人気の撮影スポットです。宮殿周りはいつも賑わっていますが、緑豊かな公園の中にあるため、ザ・マルと呼ばれる通りを少し下がって引きでの撮影もおすすめです。ただ、こちらは公道などから撮影できる場所がほとんどないため、必ず撮影許可が必要になります。
ピカデリーサーカス
ロンドンの繁華街の賑わいの様子を撮影したいなら、ピカデリーサーカスに行きましょう。エロス像の南側から、電光掲示板を入れて撮影するのもよし。そこから程近いリージェントストリートでは、美しいアーチ状の建築を背景にロンドンバスや人並みを撮影するのもおすすめです。
トラファルガー広場
観光名所としても有名なトラファルガー広場も人気の撮影スポットです。背景にナショナルギャラリーを入れて手前の噴水を撮影するもよし、ホワイトホール通りを下がって高くそびえるネルソン提督のモニュメントを入れて撮るもよしです。
セントパンクラス駅
パリとロンドンを結ぶユーロスター発着駅でもあるのセントパンクラス駅の赤煉瓦建築もなかなか雰囲気のある撮影ポイントです。ちなみにこのセントパンクラス駅の隣にあるキングスクロス駅にはハリーポッターの9と4分の3番線があります。
シティ
ビジネスや都市開発などの撮影で、現代的なロンドンの雑観を撮影したいのであれば、金融街シティを撮影しましょう。タワーブリッジの上から見おろす金融街の風景には、有名な建築のガーキンやウォーキートーキーを入れることができます。