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海外での出産準備【本当に購入して良かったもの】

    出産準備というと、様々なベビーグッズを購入しなければいけませんよね。でも海外で出産となると日本では売られている商品も少し異なり、子供のいる友達から勧められた商品がイギリスでは手に入らないということもあります。

    さらにミニマリストの私は、ショッピングリストとして友人からエクセルにまとめられた、購入すべきベビーグッズリストを渡されたのですが、どれも必要になると言われてもとても全部購入する気にはなれませんでした。ベビーグッズって短期間しか使わないので、あまり考えずに収納も足りなくなりますし、ただでさえ時間がないのに片付けるものも増えて逆に大変になってしまいます。

    この記事では、イギリスで妊娠出産を経験した私が、実際に購入して本当に良かったと思うベビーグッズをご紹介したいと思います。逆に購入して失敗したと思うものについても触れていますので、イギリスで出産準備を進めている人は、ぜひリアルな出産準備のショッピングの参考にしてくださいね。

    哺乳瓶、搾乳機

    哺乳瓶

    Tommee Tippee Closer to Nature Baby Bottles 260ml

    哺乳瓶のショッピングも何度かの失敗を重ねて、ようやく納得行くものに出会えました。最初はパートナーがBootsで買ってきたMAMのEasy Start 260mlを使っていました。MAMの哺乳瓶は消毒器がなくても、哺乳瓶自体を分解して重ねてそのまま電子レンジに入れると消毒できてしまうという利点があるのですが、中に入れたミルクを温め直すときに問題があります。電子レンジで加熱するのであればいいのですが、湯煎で温めようとすると哺乳瓶の構造上、中にお湯が入ってしまうのです。

    私は搾乳した母乳を入れることを主な目的として哺乳瓶を使っていたので、湯煎で温めるために買い直しをしました。また、母乳育児がメインの場合、Tommee Tippeeのものの方が、母体の乳首の形や感触に断然近く、赤ちゃんの吸い方も母乳と同じような形になるのが気に入りました。

    ただ、二本目の哺乳瓶を購入する際に、同じTommee Tippeeでも、ボトルの真ん中に温度によって色が変わるバーが入ったバージョンのものをパートナーが間違えて購入してきてしまいました。そちらの商品だとこの後ご紹介するトラベル用の小型の消毒器に入り切らず、細かいパーツを洗うのも面倒で衛生的でないことから、何もついていないシンプルなものをオススメします。

    ちなみにシンプルなTommee Tippee Closer to Nature Baby Bottlesは乳首の部分だけをスローからミディアムフローのものに交換することができるので、赤ちゃんの吸う力が強くなってきたから、乳首の部分だけ交換すると無駄が少ないと思います。保育園に通い始めてから、よくある商品なので持たせなくても園に同じものがあったのも便利でした。

    哺乳瓶消毒器

    Tommee Tippee 2-in-1 Travel Steriliser

    前述のTommee Tippee Closer to Nature Baby Bottlesとセットになって売られている、電子レンジで加熱するタイプのトラベル用の小型サイズの哺乳瓶消毒器です。大きな消毒器を置くとキッチンのスペースもとってしまいますし、たくさん貯めて一度に洗うのも、こまめに洗うのも手間は同じと思って、こちらの小さな商品を購入しました。

    上記の哺乳瓶と違って、これは失敗せずに一発で購入した商品です。ただ作りが少しちゃちで蓋の締まりが多少悪いのですが、家で使っている限り蓋をきっちり閉める必要はほとんどないので、大きさと値段の点で満足の品と言えると思います。

    旅行に行くときにも持って行きましたが、宿泊先のホテルの電子レンジを利用して消毒できたのでとても助かりました。出先でレンジがない時は、この消毒器に哺乳瓶を入れて、いっぱいになるまでポットで沸かしたお湯を入れて消毒することもできたので、家から離れることの多い人は重宝するはずです。

    一点注意していただきたいのは、この哺乳瓶消毒器は高さがそれなりにあるので、小さな電子レンジを使っている場合は入らないことがあるようです。サイズを測って確認されてから購入されるのが良いと思います。

    搾乳機

    Medela Swing Flex Breast Pump

    電動搾乳機って結構値段が張りますよね。中には3万円以上するものもあるくらいなので、出産前は正直敬遠していました。というのもどれくらい母乳が出るかもわからないのに、出産準備で投資する額ではないかなと思っていたのです。

    そこで最初に購入したのが、Haakaa Manual Breast Pumpです。手動の搾乳機ですが、デザインがとてもシンプルで、普通の搾乳機のポンプについているハンドルがなく、搾乳機のミルクがたまる部分を押して搾乳をする形式になっています。仕事に持っていくのにもかさばらないし、値段も安いのでいいなと思っていたのですが、赤ちゃんが母乳拒否を起こした時、これだけでは対処できなくなってしまいました。

    そこで購入したのが、日本でもよく知られているスイスのブランドMedelaの電動搾乳機です。シングルのものとダブルのものがありますが、私が購入したのはシングルのもので、Vintedというアプリを利用して中古のものを安値で入手しました。

    Medelaの電動式搾乳機を一度使ってしまったら、手動には戻れなくなってしまうと思います。搾乳も赤ちゃんがおっぱいを吸うのを真似てデザインされているだけあって、ものすごく速くてスムーズで、あっという間に大量の母乳を搾ることができます。

    赤ちゃんがおっぱいを飲んでくれないことがあると、胸が張って痛くなったり、白斑ができたりして大変だったですが、電動搾乳機に救われました。仕事先でも搾乳にかかる時間がかなり短縮されて助かりました。もっと早く買えば良かったと思った一点です。

    ニップルクリーム

    Lansinoh HPA Lanolin Nipple Cream

    母乳育児の初期は出血したりかさぶたができたり、乳首が傷ついてしまいやすいものです。母親学校で教えられた通りに大きく口を開けさせて深く吸い付かせていても、度重なる授乳で乳首はボロボロ。白斑ができて詰まりを取ろうとして傷つけてしまって痛くてたまらないということもありました。

    そんな時に本当に重宝したのがこのLansinoh HPA Lanolin Nipple Creamです。このクリームは万能で、乳首の傷の痛みや乾燥を和らげて治癒を早めてくれるのはもちろん、赤ちゃんの口に入っても安全な原料で作られているため、拭き取りしなくて良い点もとても便利でした。

    さらに、ニップルクリームとしてだけでなく、風邪をひいて鼻の下がガサガサになった時など、保湿クリームとしても大活躍してくれています。原料に水分が入っていないため、開封後も1年ほど使えるとされていて、かつ赤ちゃんの口に入っても安心ということで、赤ちゃんの肌の乾燥がひどい部分などにも塗って長く使っています。乳首トラブルがなくても、強力な保湿クリームとして買ってしまいそうな一点です。

    母乳パッド

    Lansinoh Washable Nursing Breast Pads

    こちらは上記のニップルクリームと同じブランドLansinohから出されている母乳パッドです。母乳パッドは使い捨てのものと、洗って繰り返し使えるものの2種類が出ていますが、どうせ赤ちゃんのお洋服やタオルなどを洗うために頻繁に洗濯機を回すのは必然ということで、洗えるものを購入しましたが、面倒だと思ったことは一度もありません。

    仕事で長時間外出したり、片方のおっぱいから授乳しているときに反対側から母乳が漏れてしまうような時でも、しっかり吸収してくれてかつ、表面はいつもサラサラとかなり使いご心地の良い母乳パッドでした。最初2セット(パッド4つ)入りのものを一箱購入しましたが、後からもう一箱追加購入しました。私は4セットで足りなくならずにうまく回せています。

    小さな母乳パッドが洗濯機の中で迷子にならないように、専用の洗濯ネットがついてくるのも嬉しいですね。

    赤ちゃんの肌ケア

    ベビークリーム

    Sudocrem Antiseptic Healing Cream

    おむつかぶれなどの時につけるものとして、日本ではベビーパウダーが主流のようですが、元々乾燥しているイギリスではクリームを付けるのが王道のようです。ちなみに日本でよく心配される赤ちゃんの汗疹は一度もできませんでした。

    そんなわけで友達から頂いたピジョンのベビーパウダーにはあまりお世話にならず、イギリスでナッピークリームと呼ばれる商品の一つのSudocrem Antiseptic Healing Creamを使っています。このクリームはおむつかぶれだけではなく、ニキビや軽い傷、日焼けなどにも幅広く軟膏のように使用できるものなので重宝しています。

    https://www.sudocrem.co.uk/antiseptic-healing-cream/details

    ベビーソープ

    Baby Dove Rich Moisture

    イギリスでよく使われているベビーソープはアメリカのブランドAveenoのもののようで、私もAVEENO baby hair & body washを義母からプレゼントの一部としていただきました。ところが、実際に使用してみるとおむつかぶれも稀ないうちの赤ちゃんの肌に湿疹ができてしまいました。

    そこで買い換えたのがBaby Dove Rich Moisture。数あるベビーソープの中でもなぜこちらの商品を選んだか、それは一番安かったからです。Aveenoが5ポンド以上するのに対してBaby Doveは1ポンド。使ってみてダメならすぐまた別のものをトライするつもりでしたが、案の定湿疹などは一切出ませんでした。

    しかもシャンプーすると髪の毛にとても爽やかな香りがほのかに残ります。縦抱きにするとちょうど赤ちゃんの頭が私の顔の下に来るので、その香りに時々癒されています。

    ベビーカー

    Yoyo Babyzen

    出産準備のお買い物の中で、最も難しいのがベビーカーではないでしょうか?実際赤ちゃんと一緒に街を散歩していると、出産予定の人から声をかけられて、ベビーカーについて聞かれることがちょこちょこあります。お値段もベビーグッズの中で一番高いものですから、それなりのリサーチも必要になるお買い物です。

    私が最初に購入したのは、オランダのブランドNuna Mixx Travel Systemです。NunaはBugabooほど値段が高くなく、デザインに高級感があるのが人気で、プリンス・ハリーとメガン・マークル夫妻も同じベビーカーを使っていました。

    どこのブランドもカーシート、キャリーコット、プッシュチェアの3点にプラスしてさまざまなアクセサリがセットになっている、トラベルシステムと呼ばれる商品を出しています。車を持っている人であれば、通常トラベルシステムを買うのがおそらく一番経済的です。

    ところが、実際に使ってみるとうちの子はキャリーコットが大嫌い。しばらくはコットも買わずに、このキャリーコットに家でも寝かせるつもりでいたのですが、全く寝てくれず途方に暮れてしまいました。お散歩に行くときもカーシートをプッシュチェアの上に取り付ける形で外出、結局キャリーコットはほとんど使用されずに終わりました。

    Nunaのベビーカーは非常にしっかりできていて、バスケットもスペースが豊富で、革製のハンドルもスタイリッシュで握りやすく、タイヤも大きく凸凹道も走らせやすいのですが、折り畳んでもそれなりの大きさがあるため、小さな車に乗っている方や、公共の交通機関をよく使う方にはおすすめしません。また、保育園で預かってもらえないところもあるという話を聞いたこともあります。

    結局海外旅行に行く前に、もっと小型のJoie Pactを購入して、どうしても避けたかった2台持ちになってしまいました。それでも普段のお買い物にNunaの大きなバスケットは便利なので、Joie一台で最初から行けたとは思いません。

    でも、もし海外旅行にいく機会が多い人や、車を持っておらず公共交通機関をよく利用する人であれば、YoyoのBabyzenの1台持ちにするのが賢いように思います。というのも、機内持ち込みOKの指定をしているベビーカーがBabyzenのみという航空会社があるからです。

    ベビーカーは使う人のライフスタイルによってかなりチョイスが変わってくるので、選ぶのも一苦労ですが、高い買い物なので最適なものを一回で見つけられると良いですね。

    https://store-gb.babyzen.com/

    ベビー服

    赤ちゃんのウェア

    M&S Baby Sleepsuits

    プレゼントにもおすすめなのが、M&Sのベビースリープスーツです。赤ちゃんのお洋服もまた、イギリスと日本ではデザインがかなり異なります。日本では、肌着とツーウェイオールを購入するのが王道なのかなと思います。私もわざわざ実家の母に頼んで、日本のベビー服をいくつか送ってもらいました。

    ところが、実際使い比べてみると、私はイギリスのものの方が断然使いやすいと思いました。日本のワンピースにもズボンにもなるツーウェイオールのアイディアは良いのですが、ボタンが多過ぎて止めるのが面倒くさいです。しかもうちの子は、足癖が悪かったので、日本のスナップ式のボタンはよく簡単に外れてしまっていました。

    さらに、気候が涼しいイギリスでは、靴下部分まで付いているSleepsuitsの方が適していると感じました。また、Sleepsuitsの方が股下がぴったり固定されるので、おむつもしっかり固定される感じになるのも足癖の悪いベイビーには有り難かったです。ちなみに夏の暑い時は半袖やノースリーブで、足の部分がついていないスリープスーツを使っています。

    特にオススメなのがM&Sのマルチパックのスリープスーツです。デザインも可愛く、お値段も安価で、細かいデザインの配慮もあります。実際もらってすごく重宝したので、プレゼントにもオススメです。

    赤ちゃんの肌着

    H&M Baby Bodysuits

    日本では、赤ちゃんの下着として、短肌着やコンビ肌着を着せるようですが、個人的には股下でボタンを止めるタイプのTシャツのような肌着の方が、着崩れしたりはだけたりすることがなくて使い勝手が良かったです。

    ただ、日本の下着の良いところは、前開きになっているため、首の座っていない赤ちゃんにも脱ぎ着がさせやすいという点です。イギリスの肌着に当たるBodysuitsの場合は、Tシャツのように頭から被せるタイプのものが多く、首が座るまではちょっと慣れないとやりにくいのです。

    でも、前開きでかつ股下でボタンを止められるタイプの肌着がH&Mに売られていました。これなら頭の上から被せる必要もなく、肌に密着する形で肌着を着させてあげられます。

    https://www2.hm.com/en_gb/productpage.0814306007.html

    赤ちゃんの居場所

    バウンサー

    Fisher-Price Infant-to-Toddler Rocker

    正直なところベビーコットも、モーゼズバスケットも買って、バウンサーも買うのか、とミニマリストの私は非常に抵抗があったのですが、結局バウンサー的なものなしに赤ちゃんを1日過ごさせることができないことを出産後間もなく理解しました。

    というのも、赤ちゃんは1日の大半を寝て過ごすと聞いていたのにうちの子は全く寝ない子で、生後2、3週間で私の行動などすでにいろんなものに興味を示し、天井を見上げて横になっていると退屈してぐずるようになってしまったからです。

    そこで購入したのがFisher-Price Infant-to-Toddler Rocker。生後すぐの赤ちゃんにはバウンサーとしても使え、2−3歳になっても椅子として使うことができるデザインになっています。うちの赤ちゃんは足を使ってバウンサーをゆりかごのように揺らすコツを覚えてから、かなり激しく揺らして楽しんでいました(笑)。

    起きている時間に便利なのはもちろんのこと、平なところに寝た状態になるモーゼズバスケットとは違って、背中の部分が持ち上がって赤ちゃんがもっとも快適とされているCカーブを描く体制になるようになっているので、吐き戻し対策にも便利です。

    また、乾電池で動くバイブレーション機能が付いているので、ホワイトノイズを立てながら赤ちゃんの眠りをサポートしてくれます。小さい時はお昼寝や風邪で嘔吐が続くような時には、コットではなくこのゆりかご式のバウンサーで寝かせていました。

    お風呂用の椅子

    Angelcare Soft Touch Baby Bath Support

    イギリスと日本ではバスルームの構造がそもそも異なります。洗い場がある日本のお風呂と違って、バスタブの中で体を洗うスタイルだったり、シャワーのみだったりするご家庭もあるのではないでしょうか?うちはバスタブがあるのですが、最初は沐浴用の小さな風呂桶を買うつもりでいました。

    でも出産直前に義姉から送られてきたAngelcare Soft Touch Baby Bath Supportが思いのほか大活躍でした。この椅子はバスタブの中に入れて赤ちゃんを座らせてお湯を溜めて利用します。寒くなければ、イギリス流にシャワー室に置いて体を洗ってシャワーで流しても良いのかもしれません。

    デメリットは、赤ちゃん用の風呂桶を使わずにバスタブにお湯を貯めるので、一回のお風呂でそれなりの量のお湯を使ってしまう点です。それでもこの商品のデザイン自体は良くできていて、首の座らない赤ちゃんでも快適に座っていることができ、また片付ける時も壁に取り付けたフックにさっとかけられるので、収納にも場所を取らず便利です。

    一点気をつけていただきたいのは、バスタブの幅が狭いとバスチェアを置いた時に不安定になることがあることです。一度旅行先でバスタブが自宅のものより小さく安定しないことがあったので、購入前にはサイズを確認しておくと良いと思います。

    ブースターチェア

    Ingenuity Baby Base 2-in-1 Seat

    首が座ってきたら大人と一緒にダイニングテーブルを囲める赤ちゃんの椅子が欲しくなりますね。ダイニングチェアと似たようなデザインのハイチェアを購入することも検討しましたが、色々迷って大人の椅子の上に固定して使うブースターチェアを購入しました。

    Ingenuity Baby Base 2-in-1 Seatには取り外し可能な赤ちゃん専用のテーブルが付いていますが、外した時はシートの下に収納できるデザインなので、置き場に困ることがなく便利です。また、成長に合わせてクッションになっているフォームを外して、4歳くらいまで使うことができるようです。

    ベルトの穴の周りにご飯のカスなどが溜まってしまうのが玉に瑕ですが、フォームを外して掃除することができるので、一週間に一回は椅子から外して丁寧に掃除することにしています。素材面ではふき取りなどでの掃除が簡単にできるので問題ありません。

    フルサイズのハイチェアと違って、大人の椅子から外すと小型なので、車などで移動するのであれば旅行に持っていくことも可能です。パートナーの実家に里帰りする時などには持って行って重宝しています。

    ベビーウォーカー

    Ingenuity Step & Sprout 3-in-1 Activity Walker

    ベビーウォーカーも最初買うつもりは全くありませんでした。古代から人は補助なくても歩き方を自然と学んできたわけですし、健康でさえあれば補助器具を使ってまで成長促進しなくても、そのうち歩くようになるだろうと思っていたのです。

    ところが10ヶ月検診でグロスモータースキルと呼ばれる全体的な運動神経が平均よりかなり低いことを指摘されてしまいました。それでもファインモータースキルと呼ばれる手先の器用さはピカイチで、床に座って手先だけを使って遊んでいるのが好きなんだからいいんじゃないかと思っていたのですが、1歳になってもつかまり立ちを始めないことを心配されて、結局ベビーウォーカーを買うことに。

    6ヶ月頃に購入を検討した際にはどの店舗でも品切れだったIngenuity Step & Sprout 3-in-1 Activity Walkerを12ヶ月を過ぎてから購入しました。この商品が人気の理由はおそらくシンプルなデザインだと思います。ベビーウォーカーは子供っぽい柄が入ったものや、安っぽいデザインのものが多く、これが唯一インテリアを尊重できるデザインといえます。

    テーブル部分に付いているトレーも取り外して丸洗でき、テーブルもの広くて赤ちゃんが活動するのには便利なデザインにはなっていますが、その分結構幅があるので、赤ちゃんがいる部屋が狭い方にはおすすめしません。うちもリビング、ダイニングはスイスイ進めるのですが、キッチンとの堺のドアは通り抜けできません。ただ、料理している時などは入ってこられない方が安全なのでいいかなと思うことにしています。

    ミルクと離乳食

    液体ミルク

    Aptamil 1 first baby milk formula liquid

    普通、赤ちゃんにあげるミルクは母乳でなければ粉ミルクを想像すると思います。私もそう思っていたのですが、友達にすすめられて出産前に購入したのが、このAptamilの液体ミルクです。すでに飲める状態になっているミルクがボトルに入っているので、水を足したりする必要はありません。

    粉ミルクに比べて多少割高ですが、母乳がメインでミルクを補助的に使うのであれば、Aptamil 1 first baby milk formula liquidはとても便利です。旅行に行くときも持って行きました。1本200ml入りなので空港セキュリティゲートで引っ掛かるかなと思っていたら、赤ちゃんの飲み物ということで甘くみてもらえました。

    ちなみにたくさん旅行に持って行きたい方は、ネットで事前発注して、空港セキュリティの先にあるBootsに受け取るように手配しておくとリスクなしでセキュリティチェックを受けることができます。私も実際にやってみましたが、手荷物が重くなることを除いてはよかったです。

    Aptamilのミルクには新生児用を1として、赤ちゃんの成長に合わせて2、3と数字が上がっていく商品もあるのですが、病院で助産師さんからずっと1で良いと言われました。さらに1歳を越えたら牛乳などの普通のミルクに移行する方がいいそうです。

    おかゆ

    Aptamil Organic Baby Rice Cereal

    離乳食初期には、上記の液体ミルクと同じブランドAptamilから出ているライスシリアルが便利です。私も日本人なので、海外にいてもやはりお米を食べさせることからスタートさせたいという思いがありました。

    日本には簡単にお粥を作れる商品も売られているようですが、イギリスではないだろうなと思っていたところ、ミルクで溶かして食べさせるお粥があるという話を知り合いから聞きました。ライスシリアルと呼ばれている商品ですが、水で溶いておかゆにすると、和食の離乳食にも合わせることができます。

    意固地にも炊飯器を買わずに、鍋やレンジで自分の食べる分のお米を炊いてきた私ですが、赤ちゃが小さくバタバタと忙しい中でお米を炊いて10倍がゆにして、おかずの離乳食も作ってなんて手間がかかり過ぎます。そんな時には水を入れるだけのこのお粥にはとても助けられました。

    まとめ

    イギリスで出産を経験し、現在も子育て中の私の目線で、本当に買ってよかったものと買って失敗したものについて本音で書きました。特にイギリス歴がまだ長くない人は、海外での出産や子育てで不明なことも多いと思います。この記事が少しでもお役に立てば幸いです。